セルワーク薬剤師の「求人17万件」は本当?公式サイトを実際に数えたら86,894件だった
※本記事はプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。ただし掲載内容は、運営者が公開データをもとに独自に検証したものです。
こんにちは。薬剤師のMerryです。
30代、夫と子ども1人の3人暮らし。今も薬局で働きながら、子育てと両立しています。ドラッグストアと調剤薬局で、10年以上。一人薬剤師も、管理薬剤師も、複数店舗の掛け持ちも経験してきました。
そんな私が今日書くのは、「セルワーク薬剤師」の話です。
ただし、この記事に口コミや体験談は出てきません。使うのは「公開情報とデータ」だけです。
理由は、シンプルです。
- 登録を煽ってくる記事に、疲れた
- なんとなく褒めるだけの記事にも、疲れた
- 結局どうなの?を、自分で確かめたい
そう思っている慎重派の方に向けて、書くからです。
だから私は、実際に公式サイトを開いて、求人を数えました。すると、いきなり気になることが分かりました。
ほかのブログでは「求人17万件」と紹介されていることが多いです。でも、私が公式サイトを開いた2026年7月25日時点。トップに表示されていた公開求人数は、「86,894件」でした。
数字は、その日ごとに動きます。でも、この差はちょっと大きい。
この記事では、「86,894件」という実数を出発点にします。そこから、セルワーク薬剤師が「誰に向いていて、誰に向いていないか」を見ていきます。
結論|セルワーク薬剤師は「脇役」として使うと真価が出る
先に、結論からお伝えします。セルワーク薬剤師は、こう使うのが正解です。
- メインの転職サイトは、別に1社持つ
- セルワーク薬剤師は「広く求人を見る窓口」として併用する
つまり「主役」ではなく「脇役」。この立ち位置で使うと、いちばん力を発揮します。
なぜ、そう言えるのか。理由は、このサービスの「仕組み」と「数字の中身」にあります。ここから、その2つを順番に見ていきます。
セルワーク薬剤師とは?運営会社セルバから見える「立ち位置」
運営はIT・HRテック企業「株式会社セルバ」
まず、運営会社を確認します。セルワーク薬剤師を運営するのは、株式会社セルバです。ここが、他の薬剤師転職サイトと大きく違うポイントです。
- セルバは、もともとIT・Webシステム開発が得意な会社
- そのノウハウを活かして、人材紹介の領域に広げてきた
- つまり「薬剤師業界の老舗エージェント」ではない
この出自の違いは、あとで出てくるメリットにもデメリットにも、そのまま影響します。
「Webが強い会社」だから、求人検索の使いやすさは期待できます。一方で「医療の現場経験は浅め」という弱点も、同時に抱えます。同じコインの、表と裏。そう考えると分かりやすいです。
実際、公式サイトのフッターを見ると、セルバは薬剤師以外にも複数の求人サイトを運営していると分かります。
- セルワーク看護
- セルワーク保育士
- セルワークITフリーランス
- セルワーク20代転職
薬剤師専門というより、「複数業界に展開する求人プラットフォームの、薬剤師版」という位置づけです。
「掲載型サイト」という正体|ハブリクという仕組み
次に、いちばん大事な「仕組み」の話です。セルワーク薬剤師は、自社だけで求人を抱えているわけではありません。
公式サイトのフッターには、「セルワークへの求人掲載ならハブリク」という案内があります。「ハブリク」は、セルバが提供する求人掲載の仕組みです。
つまりセルワーク薬剤師は、外部から求人を集めて掲載する「掲載型(まとめ型)のサイト」だと分かります。
「求人数が多い=セルバが自社でたくさんの求人を抱えている」という意味では、ありません。あくまで「外部の求人も含めて、まとめて見られる」という数字です。この前提を頭に入れておくと、次のデータがぐっと読みやすくなります。
【本題・データ検証】「86,894件」の中身を実際に数えた
ここからが、この記事の本題です。「86,894件」という数字は、中身を分けるとどうなっているのか。私は公式サイトの検索機能を使い、条件を絞り込んで件数を記録しました。
測定日:2026年7月25日
測定方法:セルワーク薬剤師 公式サイトの求人検索で条件を絞り込み、表示される公開求人数を記録
※求人数は日々変動します。最新の数字は必ず公式サイトでご確認ください。
雇用形態別の実数(正社員/パート/派遣)
まず、働き方(雇用形態)で分けて数えました。
ここで、子育て中の私の目線でひとこと。
正社員が73,165件と、圧倒的多数です。一方で、パート・アルバイトは20,893件、派遣は3,748件でした。
パートや派遣を探している方にとって、選択肢がゼロではありません。ただ、正社員に比べると数はぐっと減ります。「総数は多いけれど、自分の希望する働き方は思ったより少なかった」を防ぐために、雇用形態別の数は先に知っておくと安心です。
数字を足すと総数を超える=重複カウントに注意
ここで、面白いことに気づきました。3つの雇用形態を足すと、97,806件になります。でも、全体の公開求人数は86,894件でした。足し算のほうが、全体の数より大きいのです。
これは、1つの求人が複数の雇用形態にまたがって数えられていることを示します。つまり、重複してカウントされている、ということです。
たとえば「正社員でもパートでも相談可」という1つの求人。これが、両方にカウントされる、といったイメージです。
つまり、表示されている求人数は「実際の職場の数」よりも多めに見える構造になっています。この点は、数字を見るうえで知っておいて損はありません。
年収帯別の実数|高年収求人はどれくらいあるのか
次に、年収でも分けて数えました。
いちばん多いのは「400万円台」と「500万円台」です。この2つで、大部分を占めています。
一方、年収800万円以上の高年収求人は163件でした。全体(86,894件)から見ると、ごくわずかです。
公式サイトの集計では、平均年収481万円・中央値490万円と表示されていました。時給は、平均2,325円・中央値2,150円です。
「高年収を狙って登録する」というより、「相場どおりの求人が幅広くある」と考えるのが、実態に近そうです。
エリア別の実数|「全国8.6万件」でも自分の地域は何件か
ここが、いちばん見落とされがちなポイントです。「全国86,894件」は、たしかに多い。でも、あなたが働けるのは「あなたの地域」だけです。
そこで、いくつかの都道府県でも絞り込んで数えました。
東京都だけで1万件を超えており、都市部はしっかり求人があります。一方で、全国の数字がどれだけ大きくても、自分が通える範囲で数が少なければ、勝負するのはその件数です。
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登録不要・30秒でできるまずはあなたの地域を、自分の目で数えてみる
「全国8.6万件」ではなく、あなたが通える範囲の件数を見るのが第一歩。公式サイトなら、登録しなくても地域・雇用形態・年収で絞り込めます。数字を確かめてから、登録するかどうか決めれば大丈夫です。
- 会員登録なしで、求人を検索・閲覧できる
- エリア・雇用形態・年収で、その場で絞り込める
- もちろん、見るだけ・情報収集だけでもOK
※公式サイトへ移動します/登録・利用は無料です
仕組みから逆算した「メリット」
ここからは、先ほどの「仕組み」と「数字」から見えてくる強みだけを挙げます。
求人数の多さは市場俯瞰に強い|情報収集フェーズ向き
まず、求人数の多さは、純粋に強みです。86,894件という数は、薬剤師転職サイトの中でも多い部類です。とくに、こんな段階の方に向いています。
- まだ転職するか、決めていない
- とりあえず、世の中にどんな求人があるか見たい
- 自分の希望条件が、そもそも市場にあるのか知りたい
「情報を集める」入口として、数の多さはそのまま武器になります。
登録前から求人を自由に見られる
次に、登録のハードルの低さです。セルワーク薬剤師は、会員登録をしなくても、公式サイトで求人を検索・閲覧できます。
- いきなり登録するのは、抵抗がある
- まず雰囲気だけ見てから、決めたい
そんな方でも、気軽に中身を確認できる設計です。
Web系企業らしい検索・絞り込みUIの作り込み
そして、運営元がWeb系企業であることの強みです。勤務地・職種・雇用形態・給与帯・路線や駅から、細かく絞り込めます。
システム開発が本業の会社なので、検索のしやすさは期待できるポイントです。求人数が多いサービスほど、この絞り込みのしやすさは大事になります。
仕組みから逆算した「デメリット」
ここでは、口コミではなく「仕組み」から弱点を導きます。掲載型(まとめ型)という構造上、どうしても出てしまう弱点です。
求人を自社取材していない=情報が表面的になりやすい
これが、最大の注意点です。セルワーク薬剤師は、外部から集めた求人も掲載しています。つまり、すべての職場を自社で訪問・取材しているわけではありません。その結果、こうなりがちです。
- 職場の雰囲気が、分かりにくい
- 離職率や人間関係のリアルが、見えにくい
求人数の多さと、情報の深さ。この2つは、どうしてもトレードオフになりやすいのです。現場を1件ずつ取材している老舗エージェントと比べると、ここは弱くなります。
運営が医療系老舗でない=現場ニュアンスの相談に弱い可能性
次に、相談の「深さ」です。運営元は、医療系の老舗ではありません。だから、現場のこまかいニュアンスの相談には、弱い場合があります。たとえば、こんな相談です。
- 処方せん枚数と、人員配置のリアルな関係
- 在宅対応の有無で、業務負担がどう変わるか
- 調剤併設ドラッグストアと、純粋な調剤薬局の違い
こうした「現場を知っている人にしか答えられない話」を求める方は、物足りなさを感じるかもしれません。
総数は多くても、条件を絞ると一気に減る
最後は、先ほどのデータと直結する弱点です。
- 全国の総数は、86,894件と多い
- でも、派遣に絞ると3,748件
- 年収800万円以上に絞ると163件
- 愛知県に絞ると4,048件
このように、条件を絞り込むと数は一気に減ります。「全国8.6万件」に安心して登録すると、「自分の希望条件では意外と少なかった」となりかねません。
だからこそ、数える。このデメリットは、最初のデータ検証で自分の目で確認できます。
セルワーク薬剤師が向いている人・向かない人【判断チャート】
ここまでを、判断しやすい形にまとめます。まず、こう考えてみてください。
上の図のように、3つの質問に答えるだけ。答えが多かったほうが、あなたに合った使い方です。言葉でも整理しておきます。
向いている人
- まずは求人数を、一気に見渡したい
- 登録前に、自分の目で求人を見てから決めたい
- 正社員を中心に、幅広く比較したい
- メインとは別に、広く見るサブが欲しい
向かない人
- 転職が初めてで、最初から手厚く伴走してほしい
- 医療業界に詳しい人と、深く相談したい
- 派遣・高年収など、絞り込んだ条件で数を確保したい
- 職場のリアルを聞いてから、決めたい
失敗しない使い方|「メイン1社+セルワーク」併用の設計図
セルワーク薬剤師は、1社だけで完結させるサービスではありません。「メイン1社(老舗系)+セルワーク(広く見る用)」。この組み合わせが、いちばん力を発揮します。
登録前に必ず確認すべき3つのチェックポイント
登録する前に、この3つを確認してください。
- 自分のエリアに絞ると、何件あるか(例:東京都は11,820件、愛知県は4,048件)
- 自分の希望する雇用形態・年収に絞ると、何件残るか
- メインにする老舗系エージェントを、別で1社決めているか
とくに1と2は、登録しなくても公式サイトで確認できます。「全国8.6万件」ではなく「自分の条件での件数」を見るのが大事です。
目的別の併用パターン
目的別に、おすすめの組み合わせを整理します。
- とにかく求人を広く見たい方:セルワークで全体像をつかみ、気になった職場は老舗系で内部情報を確認する
- パート・派遣で探したい方:セルワークでまず件数と相場を確認し、派遣に強い専門サイトを併用する
- 手厚いサポートが欲しい方:メインは現場取材に強い老舗系。セルワークは取りこぼしを防ぐサブとして使う
自分の目的に合わせて、セルワークを「脇役」として組み込む。これが、失敗しない設計図です。
よくある質問(FAQ)
登録前に気になりやすい点を、まとめました。
Q登録や利用に、お金はかかりますか?
Q登録しないと求人は見られませんか?
Q「求人17万件」と書いてあるのを見ましたが、本当ですか?
Q地方に住んでいても使えますか?
Q高年収の求人はありますか?
Qどんな雇用形態がありますか?
まとめ|求人数で攻める掲載型。深さは老舗系で補うのが安全
最後に、要点を整理します。
- セルワーク薬剤師は、株式会社セルバが運営する掲載型(まとめ型)
- 2026年7月25日時点の公開求人数は86,894件(他ブログの「17万件」表記とは差があった)
- 内訳は正社員73,165件・パート20,893件・派遣3,748件
- 平均年収481万円・中央値490万円。年収800万円以上は163件と少数
- 運営はWeb系企業なので、検索の使いやすさ・登録前の閲覧は期待できる
- 一方で、情報の深さ・現場相談には弱さが出やすい
- 条件を絞ると数は一気に減る。だから「自分の条件での件数」を必ず確認する
- メイン1社(老舗系)+セルワーク(広く見る用)の併用が、いちばん活きる
セルワーク薬剤師は、「求人を広く見渡す入口」として、価値のあるサービスです。でも、「1社に深く伴走してほしい」なら、第一候補にはなりにくい。これが、データと仕組みから見た、私の率直な結論です。
主役ではなく、脇役。その使い方が分かっていれば、あなたの転職活動の心強い味方になります。
私の検証は、2026年7月25日時点のものです。求人数は日々変わるので、最新の数字はご自身でも公式サイトで確かめてみてください。
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「広く見る窓口」として気になったら、脇役として使ってみる
セルワーク薬剤師は、求人を広く見渡す入口として価値のあるサービスです。メインの1社とあわせて「取りこぼしを防ぐサブ」に持っておくと、選択肢がぐっと広がります。まずは登録なしで、中身をのぞいてみてください。
- 約8.6万件の求人を、まとめて見渡せる
- 登録前に、自分の目で求人を確認できる
- メインとの併用で、求人の取りこぼしを防げる
※公式サイトへ移動します/登録・利用は無料です
「こういう見方をする薬剤師もいるんだ」という一つの事例として、あなたの判断の参考になればうれしいです。
働き方に迷う薬剤師の方へ。現場目線の情報を、これからも届けていきます。よければフォローして、次の記事も読んでもらえたらうれしいです。

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